はじめに
どうも管理人のラボ吉です。 地元福岡をこよなく愛し地元福岡を誰よりも知りたいと思い政府公式の統計データを元に様々な角度から今の福岡県を分析していきます。
福岡県の人口比の推移はこちらの記事から
地元の福岡県が転勤したい街ナンバーワンだったり、福岡市が2017年の将来の成長可能性が高い都市で1位をとなったり何かと話題になっていますが、
前回人口比を調べて福岡県全体年々人口比は増加傾向にあり今後とも増えていくことが予想されますが、
では、赤ちゃんが生まれる出生率はどうなんでしょうか?
僕はまだ独身で結婚もまだですが、昨今の少子化で将来の日本が心配だけど、福岡県は大丈夫?
そして僕自身このままの生活で大丈夫か不安です。
他の県と比較して調べれば福岡の今がわかると思います。
出生率
では統計データを調べて行きます。
※総務省の統計データの数字を元にグラフを作成して比較しています。
福岡県の2007年から2017年の10年間のデータを調べました。
(外国人が福岡で出生した人数は含まれていません)
2007年から2010年の間は増減を繰り返していますが、
2011年を境に出生数が減っています。
2011年から2017年で一年間で生まれる新生児が2782人減少してます。
このままの減少ペースでいけば、10年で出生数が半分になってしまいます。
原因は少子化の影響だけでしょうか?
男女別の出生数も確認します。
生まれる数は男の数の方が多いですね。
では次に合計特殊出生率を調べて行きたいと思います。
用語名 | 説明 |
合計特殊出生率 | 15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの。 |
出生率 | 年間出生数÷10月1日現在人口×1,000 各国のデータは,人口1,000人に対する1年間の出生数(死産を除く。)。粗出生率(crude birth rate)ともいう。 |
合計特殊出生率と難しく書いてますが要は一人あたり何人産んだかって率です。
年代 | 出生数 | 出生率(人口千対)) | 合計特殊出生率 |
2007 | 46,393 | 9.2 | 1.34 |
2008 | 46,695 | 9.3 | 1.37 |
2009 | 46,084 | 9.2 | 1.37 |
2010 | 46,818 | 9.3 | 1.44 |
2011 | 46,220 | 9.2 | 1.42 |
2012 | 45,815 | 9.1 | 1.43 |
2013 | 45,897 | 9.1 | 1.45 |
2014 | 45,203 | 9 | 1.46 |
2015 | 45,235 | 9 | 1.52 |
2016 | 44,033 | 8.7 | 1.5 |
2017 | 43,438 | 8.6 | 1.51 |
人口対比での出生率で見ると減少傾向ですが、一人当たりの出生率は年々上昇傾向にあり
面白いです。
出産に意欲的な女性とそうじゃない女性の格差も女性の社会進出がすすみ
2極化していることがわかります。
皆さんはどう思いますか?
他の都道府県と比較
では他の県と比較して出生数を観ていきます。
ランキング形式で出産数の多い都道府県を書いていきます。
順位 |
都道府県 |
出生数 |
10位 |
静岡県 |
26,261人 |
9位 | 北海道 | 34,040人 |
8位 | 兵庫県 | 41,605人 |
7位 |
福岡県 |
43,438人 |
6位 | 千葉県 | 44,054人 |
5位 | 埼玉県 | 53,069人 |
4位 | 愛知県 | 62,435人 |
3位 | 大阪府 | 66,602人 |
2位 | 神奈川県 | 68,130人 |
1位 | 東京都 |
108,989人 |
人口比でも多い東京都がやっぱり出生数がナンバーワンでした!
福岡県は7位です。
福岡県も頑張ってますねー。
ちなみに福岡県の出生数4万人は
シンガポールの出生数とほぼ同等の数字になります。
では、次は各都道府県別で出生率を調べて行きたいと思います。
順位 | 都道府県 | 合計特殊出生率 |
26位 | 福岡県 | 1.51 |
4位 |
長崎県 |
1.70 |
3位 | 島根県 | 1.72 |
2位 | 宮崎県 | 1.73 |
1位 | 沖縄県 | 1.94 |
福岡県は26位になりました。
他の大都市の出生率でも福岡県は高いのが特徴です。
まとめ
※出生数は年々減少傾向にあるが、一人当たりの合計特殊出生数は上昇傾向にあり、
福岡県が住みやすい街であることがわかる。
※今後も緩やかに福岡県の人口増に合わせて出生率も改善すると思われる。
個人的にも少子化問題に興味があるので今後も調べて行きたいと思います。
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